雪の比良・武奈ヶ岳を楽しみたいと、坊村からスタートしてイン谷へ下る計画をしたが積雪が多くラッセルに時間をとられるのではないかと考えて、ピストンに変えた。前日から太平洋側に低気圧が北上して雪を降らすと予報が出て11日には京田辺でも2〜3cmのせきせつがあったが、京都市内から滋賀県に入っても降った様子はなく、路面や駐車場にもゆきはなかった。神社前から登山道に入ると残雪が凍っていてスタートからアイゼンをつけた。急坂を約2時間登る、尾根筋に上ってからから冬道に進むと雪が深くなる。約1時間で御殿山に到着、白く輝く西南稜から武奈ヶ岳がきれいだ、後方には蓬莱山のスキー場が見え、西域には北山が遠くまで望めるが北からは雪雲が近づいている。昼食を済ませ武奈ヶ岳に向かう。

小雪交じりの風が強くなってきたが、なだらかな雪原を歩いているようで案外早く頂上に着いた。2〜3人の登山者がいたが視界も悪くなったので記念写真を撮って直ぐに下山する。ワサビ峠あたりでティータイム、風もなく冬山としては最高の天気で皆満足の様子、御殿山からの下りで一時夏道に入ったが冬ルートの方が良かった。下りはバスの時間も気にしなくて良いのでゆっくりとしたペースで怪我もなく無事坊村に下山した。鈴木ドライバーありがとうございました。